このコミュニティはあたかも小さな国のようであり新種のイミグレーションズ(通称イミグレ)と呼んでみる。
住民(会員)は住民税(会費)を払い参画し、その半分は経費、半分は住民の幸せの拡充のインフラとして再分配される。
入国審査を通過した賢き朗らかで多様な良き住民同士がつながり、得難き場所を仕事や休息のために使って、ブレストをしながらプロジェクトを生成したり必要なら会社もつくればいい。生みだしたり、生みださずに、ただ居るだけでもいい。
つながりを求めて他者への投資もする。
それらがメディア化する。
住民の幸せとは、箱根の部屋で一人風に吹かれている時や、仲間に料理を振る舞ったり、企てたプロジェクトがローンチした時など。
再分配は、住民が情報収集しアイディアを企て、住民であり長である遠山が全てを決定しイミグレの顔だちをつくるが、時と共に住民を信頼し全てを委ねていく。
そうやって、住民の小さいながらも豊かで刺激的な幸せの日常が、相互に積みあがっていく。
「社会的私欲(social self interest)による、共感覚経済の実装」などと呼び、社会的価値を獲得することを期待する。
July 2020