『アンアン』『ポパイ』のデザイン    新谷雅弘の仕事

デザイナー新谷雅弘(島根県隠岐郡在住、1943-)は、堀内誠一(1932-1987)のアートディレクションによる革新的雑誌『アンアン』の創刊(1970)に参加、以降、『ポパイ』・『ブルータス』・『オリーブ』(すべてマガジンハウス)においてアートディレクターをつとめました。エディトリアルデザインの魅力をご紹介する展覧会です。

いっしょに作ってきた木滑良久さんが去って、いよいよ次郎さんだけになった。昔はどうだったという同窓会ふうの「なつかし話」は木滑さんも大嫌いだったから、これからの「紙の雑誌」はどうなのか?    次郎さんに聞けたら、いいなあと思っている。
編集部で会っていても、そんなかたい話はしないものです。次郎さんの運転で、ロスやシスコやニューヨークを個人的にガイドしてもらいました。「これから作る雑誌の風土を、ADなら、よく観ておいてほしい」と言われた。いちデザイナーにこんな教育をしてくれる編集者がいますか?

新谷雅弘


@フクヘン。 こと鈴木芳雄さんが、本展の図録制作に携わっていらっしゃり、来松されるタイミングで、私も(里帰りがてら)ご同行させていただきます。

マガジンハウスのレジェンドのみなさんのお話が聴ける貴重な機会。わくわく。